4. オーディオカテゴリについて
iOS機器と他のタブレットや今までのパソコンなどと大きく違う点として、拡張性が非常に
制限されている、という点があげられる。
汎用的な拡張スロットなどはいっさい無く、ドックコネクタやLightningコネクタに対応している 周辺機器が接続できるようにはなっているが、汎用USBとしての使い方はできない。
オーディオ機器として利用できる無線系も、WiFiはAirMac Extreme/ExpressやApple TVなどでのAirPlay、BluetoothはHFPかA2DPによる ヘッドセット/ヘッドホン/BTスピーカーという用途しかない。
音声以外ではBluetooth4.0(LE)対応になってから使用できる機器も増えたが、音声用途に限っては 前述の域を出ていない。
つまり、iOSでのオーディオの用途は大きく分けて以下のようになるだろう。
前述したiOS機器の入出力は上記のようなアプリを構成するために利用される部品であり、 アプリが自由に全ての入出力を選んで使える訳ではない。
また、バックグラウンドでオーディオを使用しているアプリとどのように オーディオ機能を分け合うかについてもシステムにリクエストしなければならない。
iOS機器上のオーディオ入出力をどのように使用するかをシステムにリクエストする仕組みとして、 AudioSessionのカテゴリ設定がある。
カテゴリとは前述の「電話」や「ビデオ通話」といった利用する状況を分類したものである。
次に、具体的にiOSが用意しているカテゴリを確認しよう。
汎用的な拡張スロットなどはいっさい無く、ドックコネクタやLightningコネクタに対応している 周辺機器が接続できるようにはなっているが、汎用USBとしての使い方はできない。
オーディオ機器として利用できる無線系も、WiFiはAirMac Extreme/ExpressやApple TVなどでのAirPlay、BluetoothはHFPかA2DPによる ヘッドセット/ヘッドホン/BTスピーカーという用途しかない。
音声以外ではBluetooth4.0(LE)対応になってから使用できる機器も増えたが、音声用途に限っては 前述の域を出ていない。
つまり、iOSでのオーディオの用途は大きく分けて以下のようになるだろう。
- 電話のような音声通話
- FaceTimeのようなビデオ通話
- 音楽再生
- ボイスメモ
- PCMレコーダー
- キークリックや効果音
- インターネットラジオのようなストリーミング再生
- ビデオ再生
- ムービー録画
- オシロスコープや音響特性測定のような測定機器
- DJアプリのような2系統出力を持つプレーヤー
- 楽器
前述したiOS機器の入出力は上記のようなアプリを構成するために利用される部品であり、 アプリが自由に全ての入出力を選んで使える訳ではない。
また、バックグラウンドでオーディオを使用しているアプリとどのように オーディオ機能を分け合うかについてもシステムにリクエストしなければならない。
iOS機器上のオーディオ入出力をどのように使用するかをシステムにリクエストする仕組みとして、 AudioSessionのカテゴリ設定がある。
カテゴリとは前述の「電話」や「ビデオ通話」といった利用する状況を分類したものである。
次に、具体的にiOSが用意しているカテゴリを確認しよう。