Recordカテゴリには以下の３つのモードがある。

• Default
• Measurement
• VideoRecording

VideoRecordingモードはiOS 5から存在していた。
Appleのドキュメントによれば、
“アプリがムービーを録画する時にこのモードを指定する”、とある。
この説明がなくても容易に推測できる。
このモードはRecordカテゴリだけでなく、PlayAndRecordカテゴリでも指定できる。
また、
“複数の内蔵マイクを持つデバイスで録画する場合、ビデオカメラに最も近いマイクが使用される”、ということだ。
さらに
“このモードを指定することでシステムは適切なオーディオ信号処理をする”、と書かれている。
アプリがAVCaptureSessionを使用してビデオを録画する場合、このモードを直接使用しなくてもAVCaptureSessionが替わりに設定するようである。

MeasurementとこのVideoRecordingの説明から推測すると、Playbackカテゴリの時と同様、Recordカテゴリでのモードの違いは次のようになるだろう。
Default --- 「普通の」信号処理をする
Measurement --- 「最小限の」信号処理をする
VideoRecording --- ビデオカメラに最も近いマイクに切り替え、「適切な」信号処理をする
ということになると思われる。